今日開催された第1回天理マルシェ
= 天理駅前が奈良/天理の魅力発信の拠点となる先駆けイベント
= そして奈良版「地方創生」に向けた県市連携のモデル事業となったマルシェは、
好天にも恵まれ、予想を遥かに上回る約8,000名に来場いただき、大盛況でした。
プロジェクト始動から開催まで日がない中、このマルシェの意義をご理解いただき、市内外から参加下さった、商工会/川原城商工連盟、農協直売部会、果樹園芸組合、南檜垣と和邇の営農組合、岩屋自治会、山の辺の道地域づくり協議会、『天理ぐるぐる』チーム、『ベーカリーロミー』、『びっく里焼』はじめ出店者の皆様に心からお礼申し上げます。
(カンヌ国際映画祭受賞の世界の河瀬直美監督の畑で採れた野菜も!)
また、音の力で空間を賑わせていただいた、天理大学ALSジャズオーケストラ、天理中学吹奏楽の皆さまも、本当にありがとうございました。
演奏を聴きにこられた皆さんが、奈良/天理のすばらしい『食』を楽しみ
⇔また大和の自然の恵みで一杯のマルシェにお越し下さった皆さんが、天理のすばらしい音楽を愉しむ
天理ならではの「魅力」のつながり/連鎖が見られたことも、今後に向けた重要なポイントでした。
京都から山辺の道に来られた方が、稲田酒造様のお酒を飲まれて「また来たい」とおっしゃったり、『天理ぐるぐる』チームのカレー焼きそばを食べた方が、天理カレーをお買い上げになったり。
29年春に向け、議会-地域-市/県が三位一体となった『街創り協議会』を中心に進めている駅前空間デザインが目指す、
広場を活用した市内のモノ魅力発信、周遊観光と産業振興、文化の相乗効果などの目標に向け、
県市が連携して「地熱」を上げていくために「仕掛けた」マルシェの「方向性」が
初回にうまくかみ合ったことが、何よりの成果だったと思います。
天理マルシェは、毎月第4日曜日に今後7回開催予定。
今回の反省ポイントを整理し、毎回進化するイベントを目指します。
そして、天理駅周辺-市南部、高原地域、北部等を繋げていく活性化パッケージは、
既に県市連携の議論において、道路整備等のインフラ整備や産業振興なども、この流れの中に位置づけられる「要」の機能を果たし始めています。
周辺商店街や市内全域と賑わいを共有する、奈良/天理の活性化の拠点としていくために、ハード整備の検討から、空間をどう活用し、どう発信し、どう裾野を広げ、どう繋げていくか、『街創り協議会』の主軸も、いよいよ次のステージに入っていきます。