【タウンミーティングから】 地元の声を活かせるリーダー像とは?

これまでのタウンミーティングを通して、ご参加いただいた皆さまからご質問いただいた主な問に対し、日替わりで答をご紹介したいと思います。
*******************

【問】 地元の声を活かせるリーダー像とは? (天理出身でないのに分るのか?)

*******************
【答】
天理は、平野部と山間部、商工業地域と農村地域など非常に多彩な市です。
そこに生まれた人しか理解できないという「閉ざされた」思考では、市から校区、そして各町・村と、どんどん視野が狭まってしまいます。

市政のリーダーに必要な資質は、国や県の動きや重点政策を的確にとらえ、常に地元の皆さまと対話しながら、現場の課題をつかみ、解決する行政能力です。政治的な繋がりも重要ですが、国や県の実務当局者と建設的な議論ができることが不可欠であり、私のこれまでの行政経験や人間関係も活かせると考えています。

例えば、二階堂地区の水漬きなどは、下流の郡山市の土管拡張などと併せて対処しなければ解決が困難です。地元の皆さまの御意見を伺いながら、近隣市や県と連携を強化して取り組みます。
長柄方面から京名和道路に抜ける南北交通ルートの整備も、市内の必要性だけでなく、桜井など南からのアクセス向上という県全体の発展の視点から、周辺の理解と協力を求めます。

もともと天理市は、「上総」「武蔵」「備前」などの町名が示すように、古代から外の人達が集って発展してきた、現在も国際性が豊かな「開かれた」街です。人口の減少という課題に対し、街の賑わいや、子育て・福祉など暮らしの充実をアピールし、市外から人、モノ、カネを惹きつけ、生まれに関わらず愛着が持てる街づくりを進めるべきです。
事務所開き写真

Category
Archive