本日(10月27日)をもって、お預かりした1期目の4年間を満了しました。2期目「共に創り、支え合うマチ天理」に向けて一層精進します。

本日(10月27日)をもって、私なみかわ健は、お預かりした1期目の4年間を満了しました。

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今週は、台風21号の台風対応と復旧作業、また週末に接近が懸念される台風22号に備えた河川の泥上げ(浚渫)や土砂対策、避難所開設準備等に専念する中で、
昼夜を問わず一所懸命に汗を流して下さる市職員の皆さん、地域、消防団や建設業協会の皆様への感謝、そして改めて天理の地域力を感じています。
(台風22号の進路は予断を許しませんが、気象台からの情報では秋雨前線が影響を受け、明日(28日)より雨天、明後日(29日)の午後は警報が発令される可能性があります。山がまだ水を多く含んでおり、市では土砂災害への警戒対策を最優先に取り組むとともに、明朝より避難所を一部開設し、特に危険と思われる地域や住宅には、早期の避難を個別に呼びかける等行って参ります。)

この4年間は、地方創生、働き方改革など、地域の課題に対する地方自身の取組や姿勢が大きく問われる潮流が強まった時期に当たりました。

行政と市議会、そして地域と三位一体となった「オール天理」の街づくり、そして県や国との連携が進む道の上で、多くの皆様にお育て頂きながら、チームの一員として働く機会を頂戴したことは、本当に、この上なく幸せな事だったと心から感じています。

一方で、今夏に、私の軽率な行動により多くの皆様のご信頼を傷つけてしまったことを深く反省しております。

9月24日には、無投票再選と言う望外の形で、新たな4年間のご付託を頂きました。
これは、私個人として温情を頂いたということではなく、これまでの「オール天理」の市政を大切に、性根を正して努力せよ、との叱咤激励を頂いたと受け止めています。

お預かりした天理市にとって掛け替えのない4年と言う月日を、「共に創り、支え合える街」に向けて一歩一歩でも着実に進んでいくために、これまで以上に精進して参ることをお約束申し上げます。

平成29年10月27日
並河 健

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【この2年間(平成29~30年度)で実現すること】
小学校普通教室等へのエアコン設置 / 山の辺小の体育館や長柄運動公園体育館のリニューアル / 長期休暇中の預かり保育を全校区の幼稚園で実施 / 柳本幼稚園の耐震完成 / 福住小学校の小規模特認校制度の一層の推進など、高原地域の活性化 / 民間資本と連携した認知症予防や腎臓病重症化対策など、先進モデルとなる健康推進 / 前栽駅にエレベーター設置 / 北大路の部分開通(中町~小路町) /「買物弱者」対策として、官民連携で移動販売エリアの拡充 / 民間ホテルや大規模書店の誘致 etc.

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【4年間、全力で取り組むこと】
高齢者や子育て世代の孤立解消に向け、サークルやサロン活動と連携を強化し、支え合うネットワークをつくります。介護予防リーダーの育成や、医療と介護連携を一層促進します。健康づくりに向けた官民連携も進めます。

待機児童の解消に向けた保育枠拡充、産後ケアの一層の充実等の子育て支援の強化、安全で快適かつきめ細かい教育環境の整備を進めます。ICTも積極活用し、女性や障がい者の就労支援、働き方改革を推進します。

県市連携により、九条バイパス等の道路アクセスを一層改善し、防災や救急力の向上、企業立地につなげます。県の「国際芸術家村構想」を天理の活性化につなげます。

鳥獣害対策や農業経営法人化等をサポートし、持続可能な豊かな農業を守ります。

消防団や自主防災組織との連携を強化し、「災害弱者」のケアを含めた地域防災力の強化、浸水対策等に取り組み、命を守る、安心安全の街づくりを進めます。

広域ごみ処理のための新クリーンセンター建設を、環境保全と地域振興に万全を期し、成し遂げます。

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【県市連携、国との協働でやりくりもしっかり】
平成28年度実質収支も約8億円の黒字
借入金等が将来財政を圧迫する可能性の度合も年々改善
(平成25年度101.9%> 平成26年度92.8% > 平成27年度88.4% > 平成28年度82.9%)

より効率的で持続可能な財政運営を目指します。

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