消防出初式（16年ぶりの制服）

今日は、平成26年の天理市消防出初式に市長兼管理者として出席しました。

日々、昼夜を分かたず市民の生命と財産を守るためご尽力いただいている消防職団員等の皆さまに心から感謝申し上げます。

本年は、天理を含む消防にとって節目の年。
消防新庁舎の完工式が1月27日に開催され、新庁舎での勤務も年度末に開始予定です。4月からの新年度には、県内の消防広域化がいよいよスタートし、2年間の移行期間のうちに、総務機能の集約・合理化と現場力の強化という本来の目的の実をあげていかなければなりません。地域にきめ細かく対応するためには、消防団の皆さまとの連携が一層重要になっていると認識しています。

特別警報の発表を要するゲリラ豪雨や台風被害が昨年は相次ぎ、南海トラフ地震の発生も危惧される中、独居の高齢者が増加する等災害対応の上で重要な地域の人のつながりも変容しています。

天理市は本年市政60周年を迎え、街の発展の方向性を指示す年としたいと考えていますが、発展を可能とする礎として安心・安全の確保が先ず不可欠です。堅固な消防体制の確保に向け、消防関係各位の一層の練成とご尽力をお願い申し上げます。

P.S. 写真を撮影いただいた天理文化の会の皆さま、ありがとうございました。