地域包括ケアの拠点、『天理市メディカルセンター』竣工です。 

本日(3月27日)は、『天理市メディカルセンター』竣工式

続く午後の内覧会には、予想を超える多数の市民の皆さまにお越しいただき、最新のMRIや内視鏡をはじめ医療機器、医師会、歯科医師会、薬剤師会、食生活改善推進員協議会などの皆さまが相談/PRブースを出して下さった2階の『地域包括ケア広場』、3階の健診ホールは、熱心に見学される方で一杯でした
(特に、3階には婦人科専門の健診スペースを充実させましたので、女性のご来場が多かったです)。
メディカル1

メディカル2

改めて、ご期待と関心の高さを感じ、4月からのオープンに向けて気が引き締まった思いです。

また、絵本などをはじめキッズスペースも重視しており、今日はバルーンアート等の実演もありましたので、お子様と気軽にお越しいただける医療施設として、親しんでいただけたと存じます。

「一歩先」の予防を重視した健診の普及、医療と介護を結ぶ包括ケアの拠点としていくこと
そして日々の皆さまの健康相談や診療にきめ細かく対応していくこと
医療・介護関係の皆さまをはじめ地域、市議会との連携を一層密に取り組んで参ります。

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【以下、施政方針より、『メディカルセンター』関係部分再掲】

健康づくりについては、新天理市立メディカルセンターが、今月(3月)竣工し、4月1日にオープンいたします。内科、外科、婦人科、小児科の治療に加え、旧市立病院から高い評価を得ていた睡眠呼吸障害センターを備えています。
また、新メディカルセンターでは予防を重視して健診機能を特に強化し、健診専用のホールや婦人科専用の待合を設置し、人間ドック、脳ドック、生活習慣病予防健診、乳がん及び子宮がん検診、各種ガン検診を実施、新設の脳ドックでは脳疾患の早期発見が可能な施設となっています。また、休日応急診療所を併設したことにより、365日の診療が可能になっただけでなく、運営いただく天理地区医師会との連携強化を図っています。

また、2階には介護予防教室等を開催する地域包括ケア広場や、健康と介護の相談室「まちかど相談室」を備え、医療と介護関係者の橋渡しを担う複合施設として参ります。高齢者が住み慣れたまちで安心して暮らしていけるよう、新メディカルセンターを在宅医療・介護連携拠点としてICT(情報通信技術)を活用した地域医療情報共有ツールを導入し、医師・居宅(ケアマネ)・訪問看護・施設などをネットワークでつなげていきます。

「まちかど相談室」については、旧福住幼稚園のテレワーク機能を活用することで、福住からテレビ電話により遠隔での健康相談を行える試験事業を行います。

また、民間の投資手法を活用して公共施策を進める手法として、最近世界的に注目されている「ソーシャル・インパクト・ボンド」事業の一つとして、平成27年度に慶應義塾大学や公文教育研究会と連携して実施した認知症予防のための脳活教育を、新メディカルセンターを活用して実施します。また、参加者の交流促進や参加意欲の向上のため、市内民間温泉施設との連携も進める考えです。

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